塾長の日記

2017/5/24結果を残すために必要なこと。

おはようございます。

本日も当ブログへお越しいただきありがとうございます。

昨日のイデアも盛況でした。週末を含めて、まともに休んでいないことに昨晩気づきました。運動会、出張、トレーニング、商談…この一週間は14、5時間は活動しっぱなしだったと思います。夏休みより新たな取り組みが始まることが決定したので心身をよりタフにしたいと思い活動していましたが、明日は東京出張のため朝5時起床、午後には戻り通常通りの教務。。よって本日はクールダウンの一日にしようと思います。

高校生の定期考査の結果が戻ってきました。

概ね生徒さんの結果は良好でしたが、残念ながら結果の芳しくない生徒さんの保護者様より退塾の申し出がありました。塾はお子さんの学力向上、考査や模試での成績を向上させることが大義名分としてあります。しかし、学習指導、教務だけでは結果がついてこないことは事実。

もちろん、我々塾側の責任はあるのですが、それ以前にお子さん本人、保護者様にも結果を残すために必要な要素があるのです…

ん?何言ってるんだコイツ???と思われる方もいらっしゃると思いますが、まずは私が思う「結果を残すために必要なこと」を挙げてみようと思います。

◆具体的な目標はあるか。

進学先が具体的であれば必要な学力や受験科目も具体的になり、何をすべきかが明確になります。進学先が明確でなくても、漠然とでもその意識があれば学業に手を抜くことはないと思います。

◆継続できているか。

保護者様に対して私が絶対にやめて欲しいと伝えている「物で釣る」。ゲームやスマホ、成績何点で何を褒美としてあげよう…では、物欲を満たすための不純なモティベーションであり、考査や模試が終わった後も継続することはまずないでしょう。夏が近いから一時食事制限をして痩せるようなものです。健康維持や体力向上のため、私は極端な食事制限をせずトレーニングの負荷を増やしています。学業も同じ、具体的な目標やそれに準ずるのものがあれば、あとは継続することです。

◆応援する環境が整っているか。

ここに学習塾が当てはまるのでしょうが、それ以上に大切なのがご家庭の環境だと思います。お子さん本人がバイトや遊び、部活動…高校卒業以降の進学や就職は高校受験の厳しさの比ではありません。やりたいことに一定の制限を掛けず、必要な学習を怠っていたりしてはいないか。また、それを指導する塾スタッフだけでなく、ご家庭の保護者様がその手本となる行動や指針を示して差し上げることができなければ、お子さんの意識や行動はいつまでたっても変わりません。

お子さんの結果が伴わない最大の原因に、お子さんに対しての保護者様の言動や創る環境があるということ。。そのご自覚はあるでしょうか。

退塾の申し出があった生徒さんの保護者様へも、生徒さん本人にも、今回は引き留めをすることをしませんでした。単純に引き留める理由が見つからなかったからです。生徒さん本人に目標を掲げ努力しようとする意識が欠けている状況が中学時代から継続していたこと。環境や時間が解決してくれるケースもありますが、私も含めて、彼を変えるきっかけを与えることができなかったのでしょう。このような場合、いったんリセットして、手放して、彼本人が気づき、ご家族が自力で答えを見つけるしかないのです。

塾運営を通じ、生徒さんへも保護者様へも、私はこう公言しています。

「お子さんの態度の変容や学習への取り組みの変化、成績の向上で保護者様の意識や行動を間接的に変えることが私の使命だ」と。

保護者様が学力向上に必要なことを認識し、保護者様の言動が変われば、必然的にお子さんも「変わる」のです。

教室をクローズする深夜22時前、この春から入塾した小学生のお父様がお月謝を持参してくれました。お子さんの算数のテストが100点を連発している。そして学習への取り組みが変わった、と。

嬉しい報告でした。お父さんの表情が心なしか入塾時の面談の時よりも笑顔で、お子さんとの距離が縮まっているようにも思えました。こんな出来事が続くと、塾を運営する冥利に尽きますね。

さて、クリーニング屋に行ってきます!(笑)

本日の塾部門はお休みです。
珠算部門は通常通りの開講となります。

宜しくお願いいたします。

藤間

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