塾長の日記

2017/5/8受験の意義について考えよう。

こんにちは!

本日も当ブログへお越しいただきありがとうございます。

好天ですが風が強い朝でしたね。コピー機の修理立ち合いのため早い時間から教室入りしていたのですが、玄関扉が勝手に開くぐらいの強風でしたのでのぼり旗を出せませんでした。。
昨日、急遽保護者様の面談が入り対応致しました。お子さんが中学受験を希望され、情報提供と私の意見を伺いたいとのことでした。

まず中学受験に限定しますが、簡単に言えば高校受験が三年前倒しでやってくるということです。大勢(たいせい)のお子さんはそこで自身の将来をも考えながら進路について悩むわけなのですが、小6である12歳のお子さんが同様のことを考え受験に臨まなければなりません。小6と中3では精神的成熟度はかなりの開きがあります。また、新潟市に限定すれば中学受験を経て進学が可能な学校は限定されていますから、高校受験のように学力に応じた選択肢があるわけでもなく、合格できなければ地元学区の公立中学校に通うということになります。「友達が受けるから受験に挑戦してみたい」という安易な理由のみで熟慮せず受験させてしまっては、万が一の場合お子さんの心に挫折感を残してしまうこともあります。原則在学六年内の進路変更は難しく、中学受験は進学を前提とした中高一貫校への入学です。進学校としての指導で教務が進みますので一旦挫折すれば、学力を取り戻すことは非常に難しくなります。以上を踏まえて、覚悟のうえで受験に臨んで欲しいということです。

次に、中学受験に限定せず言えることですが、合格するのに充分な学力を身につけたとしても受験に絶対(合格)はありません。合格できる学力に引き上げるためには志望校に準じた「心」を持ちあわせ受験に臨むべきです。例えば、一般的に学力が高いとされる進学校を受験するお子さんの素行に問題のあるケースは多いでしょうか。素行は、学力に比例していますよね。ですから、受験は学力向上以上に、お子さんの心を高める重要な役割を果たしていると私は考えています。
合格することだけを目的とするのではなく、合格するために必要な素養の全てを備えるために努力することこそが、受験で最も必要なことではないでしょうか。

受験というものは、その臨みかた、心構えで
お子さんの将来の成長に大きく活かすことのできるイベントです。

希望の就職先に入社するための入社試験があります。
公務員を希望すれば公務員試験。
弁護士になりたければ司法試験。
社会人になっても資格試験や昇進試験…

極端な話、まだまだ受験は続くのです。。
受験は何のためにあるのか。

その答えはご家庭それぞれで良いと思いますが
しっかりお考え頂きたいと思います。

以上、学習塾塾長の一意見として
捉えて頂けたら幸いでございます。

本日は通常通り開講いたします。
珠算部門も同様です。

宜しくお願いいたします。

藤間

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