塾長の日記

2021.05.18 感情を動かす。

こんにちは!

 

本日も当ブログへお越しいただき

ありがとうございます。

 

 

起床から就寝まで

集中することができている日々。

 

 

 

おかげさまで、こう!と決めてから

 

雑念の無い一日が

あっという間に過ぎています。

 

 

感情に翻弄されず

やると決めたタスクをどれだけ集中して

継続できるか。

 

 

 

いま私は、そんな思考と行動の習慣が

当然になるよう日々取り組んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

とはいえ、

 

塾の運営に感情は不可欠です。

 

 

 

感情無くして

生徒さんの心を動かすことはできませんから。

 

 

 

昨日の教務では

久々に感情を大きく動かし

 

とある生徒さんと

本気で向き合う機会がありました。

 

 

 

 

その場に出くわした小学生は

 

さぞ驚いたことでしょう(^^;

 

 

 

そんな風に行動を起こしたこと自体

最近では稀でした。

 

 

 

彼は小学校高学年。

 

小さい頃から、やや気難しいところがあって

 

御家庭や学校で、自身が引き起こした

同様の場面を何度も経験しながら

 

 

特に「わからない」「できない」という感情を

周囲に指摘されることを良く思わない

 

心の習慣が染みついてしまっているのか

 

 

殻に籠る。貝になる。

 

 

そんな反抗的な態度を取ってしまうのです。

 

 

 

問題や課題を指摘した大人にとって

 

大した事では無いと感じているのでしょうが

 

 

 

本当に些細な誤りや課題であっても

 

指摘されることを自身への人間的な否定と

捉えてしまっているのでしょうか。

 

 

 

彼を小さい頃から見ていますが

 

親御さんはこの点でかなりご苦労されてきたと

私は長年指導する機会から、理解はしております。

 

 

 

人の心を動かすために感情は必要です。

 

 

しかし、それを受け止めるための心の水準が

一定に達していない、弱いお子さんが

年を追うごとに増えたなと感じる機会が多いです。

 

 

 

弱いのは、子供達ではありません。

 

大人も同様に。

 

 

 

 

生きるということは、大変です。

 

生きることは、苦しいです。

 

 

しかし、それ自体が生きるということ。

 

 

大変なこと、苦しいことを

自身の成長だと受け容れ

 

乗り越えることに

生きる喜びを得ることができる人が

 

 

歳月を追うごとに

減っているように感じているのは

 

きっと私だけではないと思います。

 

 

 

感情に翻弄されず

問題や課題ばかりの現実と

真正面から向き合い生きていく逞しさを

 

イデアに通うお子さんには

持っていただきたいですね。

 

それが、成長だと思いますし

 

それこそが、学力や学習意欲の向上に

繋がるのですから。

 

 

 

 

本日も16時開講となります。

宜しくお願いいたします。

 

藤間