塾長の日記

2016.03.29 お子さんの「自己肯定感」を高めよう。

こんにちは!

春期講習も6日目を迎えています。

午前中通塾に来てくれた生徒さん、

ディズニーランドのおみやげありがとう!

みんなで美味しく頂きます。

昨日は久々に残念なお話を頂戴しました。

お子さんのやる気が起きない。

根気がない。長く続かない。

周囲とうまくやれない。

など、お子さんのことでお困りの保護者様は多いと思います。

こうしたお子さんの多くが、

「自己肯定感」が低いことが起因となっていると思っています。

自己の存在を肯定できるお子さんは

「自分は、のあるがままの自分でいいんだ」と

自己承認することができますから

もし困難を迎えても、現状を受けとめ、乗り越えるための策を練り

困難に打ち勝つための努力をするでしょう。

しかし、自己の存在を肯定できないお子さんは

困難から逃避し、多くを周囲や環境を理由にして

困難に打ち勝つことができません。

学習にもあてはまります。
この、「自己肯定感」が低いお子さんが年々増えている。

それが学力に大きく影響していると感じているのは私だけでしょうか。

自分の周囲や環境を認め、受け容れることができなければ

感謝の気持ちを持ち、伝えることすらできませんから

当然、何とかしよう、支えてあげようと尽力した周囲も

皆、離れていってしまいます。

お子さんの幼少期の環境(躾)にも問題が少なからず

あったでしょうが、反面甘やかしが随分とあったり

一言でいえば「極端」な子育てが起因しているように思えます。

私との相性もあったかもしれませんが

与えて造った環境までも、自分が努力できない、継続できないことを

周囲や環境を理由にしていては、私もお手上げです。

こういった言動をお子さんがした際に

毅然と誤りを正し、諭すのはほかでもないご家族、保護者様の役目です。

あー、これだ。これが原因なんだなと感じた出来事が昨晩ありました。

楽しく通塾を続けてくれる生徒さんの「自己肯定感」を高めるために

私は今日も生徒さんと向き合います。

結局、お子さんの環境をつくるのは他でもない。
ご家庭の環境なのです。

日頃からお子さんと向き合い、充分な愛情を注ぎ
心から「承認」して差し上げて欲しいと切に願います。

藤間