塾長の日記

2021.10.05 選ぶのではなく、選ばれるのだ。

こんにちは!

 

本日も当ブログへお越しいただき

ありがとうございます。

 

 

 

全国的に、新型コロナウイルスの感染状況が

沈静化してきました。

 

とはいえ、考査期間中の塾生の高校では

感染者が出て考査期間の延長や

 

予定されていた修学旅行の急遽中止など

未だその影響は残っています。

(修学旅行生、ほんと可哀そう…)

 

 

 

感染の第六波が来る旨の話題もあります。

 

引き続き感染対策を継続しながら

 

当たり前の生活を送ることができる

感謝の気持ちを持って本日も過ごしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

10月に入っても休みは多くありませんが

日々の業務には若干余裕も出て参りましたので

 

 

昨日の午後から今朝にかけ

私にとって大きな決断を沢山しました。

 

 

コロナ禍の対応で懸案だった課題への着手。

繁忙期を終え、持越ししていた取り組みの再開。

 

そして、時節柄毎年動きのある周囲への対応。

 

 

 

 

おかげさまで本日は寝不足です(苦笑)

 

 

 

 

近い将来、社会人となる

塾生やアシスタントスタッフへ

 

私が繰り返し伝えていることがあります。

 

 

それは…

 

 

目指したい志望校

就きたい仕事

なりたい自分

 

…皆持っているのでしょうが

 

 

 

志望校や就職希望先、なりたいキャリアなど

社会は、それぞれの思いを抱える皆さんを

 

本当に必要としているのかどうか。

 

 

 

皆さんがそれらを選択できるのではなく

 

皆さんの日々積み重ねてきた人生経験を基に

社会が皆さんを認め、選ぶのだということを

 

決して忘れないで欲しいと思います。

 

 

志望校は、入試の成績など学力のみでの

物差しで合否の判断がなされますので

 

ある意味楽だ、と私は伝えています。

 

 

しかし、社会は違います。

 

 

業務への適性だけでなく、組織への親和性。

 

そしてリーダーシップを取る必要性があれば

多くの人に必要とされ

条件なしに共に生きたいと思えるような

求心力も必要です。

 

 

 

人格が伴わずとも

背負っている会社の看板やブランドの魅力に助けられ

活かされている社会人は多くいますが

 

学歴然り、そんな時代は終焉していると

私は感じております。

 

 

それよりも

自らの適性を歳を重ねても広げて行ける

適応力があるか。

 

 

多くの人がその力を落としていると思われる

コミュニケーションスキルはどうか。

 

 

加えて何よりも、

置かれた環境に感謝し、社会に活かされている言動を

伴って日々過ごしているかどうか。

 

 

少なくとも私は

自らの人格が未だその次元に達せずとも

 

上記のような私の思いに共感してくださる方々と

ともに生きてゆきたいと思っています。

 

 

若き頃、自分の実力を過信し

多くの顧客様の思いを汲まず

 

 

私は収入や肩書を追求するため

転職を重ねました。

 

 

現在思う前述の信念のようなものは

転職を重ねるたびにかけ離れてゆき

 

 

本来目指しているはずの自分から

どんどん遠くなってゆきました。

 

家族の不和、不眠、しまいには精神疾患。

 

 

職を失うことが確実となり

どん底で始めたのがこの学習塾です。

 

 

 

 

独りで生きてゆくと決めたものの

 

独りで生きてゆく辛さは並大抵のものではなく

 

 

多くの失敗と教訓を得ながら

それを見守り、応援してくださった方々が

少しずつ増え現在の立場に至っています。

 

 

 

責任は学習塾の塾長としてだけではありません。

 

 

より大きく重い責任を負いながら

お客様の幸せだけでなく

スタッフやその家族の幸せも追求しなければなりません。

 

 

 

 

自らを認め、選ぶのは

自分ではありません。

 

 

 

自らを認め、選ぶのは

自分ではなく社会であるということを

 

自覚することが必要ではないでしょうか。

 

 

 

 

さて、お昼を食べて眠くなってきましたので

夕刻までひと眠りしようと思います。

 

 

本日も通常通り16時開講となります。

宜しくお願い致します。

 

藤間