塾長の日記
2020.12.20 親育て。
おはようございます。
本日も当ブログへお越しいただき
ありがとうございます。
天気予報通り
先週から一気に、天候が冬らしくなりました。
新潟市街については
佐渡島の存在が大陸から吹きつける季節風の直撃を防ぎ
積雪を和らげていると言われています。
よって、風は冷たいですが積雪は全くなし。
しかし山間部は記録的なようで心配です。
…
本日は周囲の勧めもあって
終日休養の一日としました。
中3生の三者面談が終わり
思うところを生徒さんや保護者さんへ
伝えて参りました。
受験生である生徒さん本人は勿論
その保護者様にとっても
お子さんの進路選択について
具体的考えや方針があるものです。
11月の学習相談や12月の三者面談で
内申やこれまで受験してきた実力テストの結果で
現実を突きつけられ、限られた時間で
志望校の選択を迫られます。
ここで、ご家庭の素養や力量が
見えてくるのです。
学校側の所見と、我々イデアでの所見が
三者面談を経て一致していれば特に問題はありません。
これが、一致せず
志望校まで内申や点数が足りない場合は問題です。
イデアでは
事前に学校側からの所見を想定し
教室での保護者面談で、改めて
今後のお子さんの可能性を教室側とともに
考える機会を設けます。
それが難しければ
教室へご一報のうえ、私の所見を伺いたい旨
ご相談いただく保護者様も多いです。
ご家庭に、お子さんにあってほしい
明確なヴィジョンが無ければ
お子さんは
自身の課題と向き合うことはしないでしょう。
またご家庭のなかで
ご両親の一致したヴィジョンがなければ
お子さんは自身の課題を見つけることはできないでしょう。
つまるところは
ご家庭、ご両親次第。
お子さんに対してのスタンスに矛盾や破綻が有っては
お子さんは学力の向上だけでなく
困難と向き合い、課題を克服するための力を
身につけることは難しいでしょう。
昨日、一名の受験生である塾生に退塾頂きました。
この時期、通常ならばあり得ませんが。
生徒さん本人、保護者様の双方にその素養が無ければ
いくら周囲が助言し、促しても
卒塾後も「良くなる」ためのご選択が
出来ないと判断しました。
それだけの厳しいお言葉をお掛けしました。
退塾を選択すれば、我々教室側の助言を
放棄したと見做す選択を具体的に示したのです。
その意図に気づかれているか、いないのか
わかりませんが。。
成績が上がればそれで良い。
合格すればそれで良い。
もし、それが叶っても…
ご家族がお子さんの根本的な課題と
向き合うことをしなければ
ご家族が望んでいるお子さんの成長や成果を
掴むことは絶対にできないのだということを
私は知っています。
地元学区、エリアの
素行の悪い生徒さんは減ったように思われますが
目に見えにくい、従来とは別なかたちで
お子さんの問題は未だ顕在しています。
そして、ご家庭のレベルは
少しづつ、明らかに落ちています。
しかしながら
お子さんの課題と向き合う努力さえ怠らなければ
いつか、お子さんが向き合う課題によって
それに気づき
ご家庭で最良の答えを持てるようになるのです。
子育てって大変ですよね。
でも子育てって実は
「親育て」だと思うんですよね。
新潟はいま、晴れ間が見えています。
もう、昼なのですね。
私は終日パジャマで過ごします(笑)
皆様にとって良い週末となりますように。
藤間