塾長の日記

2017.02.15 得手、不得手の捉えかた

おはようございます!

この数日陽射し柔らかい新潟です。寒の戻りが週末あるとの予報ですが、陽射しの加減で春の訪れの進捗がわかりますね。今年は早いんじゃないかと個人的には思っていますが、皆さんはどうお考えですか?

昨晩は色々とありまして、ほぼ一睡もせず午前中の入塾面談を迎えました(笑)そんなときもありますが、さすがに若くありません。心身ともにしんどい一日でした。こんなときの為に、トレーニングを継続しているのですけどね。数年前なら完全に潰れていたと思いますよ。何事も継続、続けることってホント大事です。

人には個性があり、得手不得手があります。それで良いとは思うのですが、新潟での仕事柄、生徒さんの「苦手科目」は克服して差しあげないといけません。例えば…進学校へ進みたいと思う生徒さんの場合は英国数の主要三科目で致命的な苦手があるのはマズイ。理数科へ進学の場合は英数だけ200点満点換算する高校もありますから。進学校レベルを望まない生徒さんの場合なら、得意科目を伸ばし苦手科目を進学先の学力水準までは持っていく。得意科目は新潟高校、新潟南高校の合格レベルまでは持っていく。そんな心づもりで指導しています。これで一定のところまでは誰しもイケますよ!

人財の育成も同じかなと。「まるでダメ男」は漫画の世界だけ、取柄の全くない人は存在しないと考えているのですが、個性は性格の凹凸。誰しもご自身に凸凹を持っていますから、個性を見極め伸ばせるところは磨いて伸ばす。課題大きいところはまず叩いて強くし基礎を作る、叩いてすぐに壊れてしまうようなら潔く諦めもし、伸ばせるか見極める。伸ばせなきゃ周囲の力を借りてカバーすればいい。人は独りじゃ生きられない。周囲がいて自分がいる。自分独りでなんでもできれば周囲よりもコスパが高いのですから、見合う大きな収入を得ればいい。それでいいじゃないですか。

特に人の上に立つ方や、大きな責任を負う立場にいらっしゃる方は、個性の凹凸は少ないほうが良いでしょうが、前述のとおり凹凸はあります。対人関係の場合、お互いの凹凸の相性次第で摩擦も起こり得るでしょう。ですからその凹凸を自覚したうえで、試練や困難がやってきたとき…真正面から向き合ってみる。周囲の力を借りて乗り切る。その経験の繰り返しで心の器を大きくし、心の凹凸をできるだけなくしていくことが大切なんじゃないかと思います。それが人の生きる道じゃないかなあと。

新潟での務めと仙台での務めでは、その役割も責任も違うのですが…人材を育成するという観点では共通しています。週末、新たな出会いが仙台で待っています。楽しみです。

明日は新年度募集の仕上げあり、教室で写真撮影ありでなかなか忙しいですが…頑張ろう。

藤間