塾長の日記
2016.02.05 今、それはやるべきこと?
こんばんは。
開校2年目は1名しか在籍していなかった高校生ですが
来春には20名ほどに増えていることでしょう。
はてイデアは高齢化したのかな?
冗談です。中学生、小学生もしっかり在籍しています。
2月現在、年長さんから高2生まで幅広く通塾頂いているイデアですが
ながーく通ってくれる生徒さんが本当に増えました。感謝です。
それでも最も多い学年層は、やはり中3生になる訳なのですが
高校生と本気で向き合った平成27年、色々な気づきがありました。
新たな高校生活のスタートによって
お子さんの方向性が大きく二分されることがわかりました。
将来未来の為にやるべきことをしっかりやりきれるのか。
目前のやりたいことばかりに執着し将来未来を棒に振るのか。
高校受験を終え進路決定直後には
ほぼ全員に買い与えられるスマートフォン。
まあ、ここまでは良いでしょう。
恋愛…まあ、異性を好きになるのは致し方ないです。
高校生でアルバイト。ん?
そのお金はダイレクトに自分のお財布に入ってしまうのですか?
保護者が管理せず好きなようにお金を使わせて良いのでしょうか?
学業が疎かになり赤点連発でも、何故まだアルバイトを続けるの?
周囲の大人は何故それを許すの?
高校生にもなると持ち物や経験なども大人顔負けの「いっちょまえ」になります。
「やりたいこと」が優先され、本来学生として「やるべきこと」から逃避してしまっている
高校生がなんと多いことか。勿論、そんな高校生ばかりではないのですが。
高校生になり、志は早くも崩れ、
大きくステージを下げてしまう高校生のなんと多いことでしょう。
そんな状況を何度か目の当たりにし、イデアで様々な教訓を得ました。
現在の通塾生には見受けられませんがとても残念な思いです。
いいですか?高校生は、学生です。ガ・ク・セ・イ!
確かに、授業科目の難易度は中学までと比べものになりません。
教室の一体感も無くなり、同級生との摩擦も強くなっているかもしれません。
義務教育ではないため、進級の為には赤点を回避しなけれなりません。
それもこれもみな、社会人に成るために避けて通ってはいけない道だと私は思います。
ストレスの多い毎日かもしれませんが、
心未熟なまま、本来ならまだ時期早尚な情報が飛び込んできてしまい
「不完全なオトナ」のできあがり。
ストレス耐性の弱い十代が増えてしまっている気がしてなりません。
スマホやアルバイトを否定している訳ではないのですが、
管理する周囲の大人が上手にコントロールすべきところを
出来ていないことがまず問題だと思います。
そんなことに関わるのも、イデアの塾長だからこそ。
お子さんの環境作りが、最終的には学力向上と適切な進路に導く手段になります。
全ての高校生というわけではありませんが、
本来あるべき姿を忘れ、いま目前にある「やりたいこと」ばかりに目がいき
遠くにある将来未来のために我慢したり、耐えたり、諦めたり…
といった自分自身のコントロールができないまま
やりたいことばかりを優先して
生きている彼らが多いと危惧しています。
あと数年、しっかりやるべきことに集中すれば
何だって自由にできるのにな。。。
高校生としての性分を忘れ、早々に進級危機に陥いるようでは駄目です。
アルバイトに明け暮れ、お金に執着しているようでは先が思いやられます。
私も二児の父ですが、やはり幼いころからの保護者の躾次第なんだなあと
保護者としての素養が大切なんだなあと
改めて思う、今日この頃でした。
さあ、日が変わった。帰ろう!
イデア学習館 藤間