塾長の日記

2017.07.05 お子さんの持つ力を引き出すために。

※夏期募集キャンペーン告知を開始致しました。入塾ご検討の方は「教室からのお知らせ」をご確認頂きますよう宜しくお願いいたします。

・折込チラシにて近隣諸地域へのご案内を開始しております。
・「イデア夏期入塾生募集 特別キャンペーン」定員間近となりました。
・「夏休み学習教室 in なじょも」定員間近となりました。

 ◎いずれも定員に達し次第お申込みを締め切らせて頂きますのでご了承ください。

 

おはようございます!

本日も当ブログへお越しいただきありがとうございます。

朝から東総合スポーツセンターに来ています。息子の所属する部活動の応援のためです。息子は中2生ですので今年はベンチ外。それでもカミさんの希望もあって、疲労と寝不足を押して応援に来たのですが…

あー、見てられない。

すみません、途中退席してしまいました。

理由はひとつ。

コーチングに課題あり。

中三生にとって、この夏の部活は最後。

彼らにはこの試合に勝つ充分な実力があり、決して勝てない相手ではありませんでした。しかし、勝てば県大会に近づく試合。さすがに気負っているのか力が出し切れていません。特にミスの多い主力の彼に対し、顧問の先生は激を飛ばしていました。
残念ながら主力の彼には、激として受け容れられるものではなかったように思います。

その後、彼のプレーはどんどん「らしさ」を失ってゆきました。

ゴールへ突進する独り善がりのプレー。
ことごとく外すフリースロー。
全く「らしく」ない。

直前の練習では、顧問の先生との関係が悪化していたとも伺いました。

そんな状況で、相手チームはゴール傍まで寄せきれないにもかかわらず

時間切れ直前の三点シュートがことごとく決まり

点差は一向に縮まらず。

相手チームの監督の采配が当たり、幸運も重なったとは思うのですが。

車中で仕事をしながらカミさんを待つ私。

のちに聞いた結果は、やはり敗戦でした。

県大会も見えていた大切な第一試合で中三生の夏は終わりました。

何とも言えない試合運びに、

やり場の無い気持ちになりました。

そういえば 先日生徒さんの応援に行った試合もそうだったなあ。

試合中に何故、選手であるお子さん達に罵声を浴びせるのか。

今更になって、理解ができないような精神論を彼らに語るのか。

こどもたちの力を引き出すような言葉を知らないのだろうか?

どんなに厳しい言葉であっても

自らの現状を認識してくれたうえで

その言葉に120%生徒さんを思う愛情があったなら

彼らはそれを素直に受けとめ

行動に変化を与えることができるはずなのです。

どんなお子さんにも可能性はあります。

じっくり観察し、掛ける言葉を吟味して

示す結果に受容と承認を与え、新たな課題を与える。

その繰り返しで、お子さんは自ら取り組み結果を残すと私は信じています。

皆様はお子さんを見守り、育てる立場として

お子さんの現状認識ができたうえで

お子さんを受容し、承認して

目標を与えることができていますか?

自ら考え、動くことができるよう

お子さんと向き合うことができていますか?

どんなお子さんでも

大人の言葉ひとつで、変わります。

そんな「魔法の言葉」を掛け続けることで

お子さんが大きく、変わるのです。

こどもたちと向き合う我々大人は

気がつけば自身の思い優先で、感情だけで

言葉を発し、こどもの意欲を削いでしまうことが多い。

今の私はどうかな?と自問自答していました。

お子さんの力を存分に引き出すため

セルフエスティーム(自己肯定感)の重要性を改めて感じ

コーチングについて改めて学ばなければならないと

自身に置き換えた、午前中ので出来事でした。

 

藤間